―ブーブーブー 「雷輝携帯なってる」 「あっ、まぢだ 涼か。ん、わかった」 「もう行っちゃうの?」 「まぁな…っ」 ベンチから立ち上がり数歩進んだ雷輝は傷の痛みで踞ってしまった 「ちょっ!!大丈夫!?」 「大…丈夫。たいしたことないっ」 「全然大丈夫に見えないよ!! 心配だから家まで送るよ?」