「って、私いつの間に寝てたんだ…。」
そう独りごとを言いながらメールを開いた。
そこには、
≪高橋優です。 登録したよ。≫
と、言うメールが来ていた。
そのメールを何度も繰り返して読んでいた。
こんなに文章が短いのにね。
ほんとに馬鹿なんだと思う。
だけど、嬉しいのを隠すことは出来ない。
顔が笑ってしまう。
さすがに、20分も来てから過ぎてしまったので、
≪ありがとう! これからも、よろしくね☆≫
と、メールを送った。
その後は、嬉しすぎて寝つけないほどだった。
今、改めて気付いた。
私は高橋君が好きなんだということを。
これが[初恋]だということを__

