空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜









「 ――― アイね?

それなりに学校で、モテてたんだよ?




友達とかにも、いつも言われてた


" 芸能人なんか、
ホンキで好きとか言ってるの
アイはホンキでバカだ


近くでテキトウに、
カレシ作っとけばいいんだよ "って… 」






「 アイ… 」











―― ボクは、

そのアイちゃんの姿に
『いつかのボク』の、姿を見た ――







そして、考える