空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜






マサルさんは
ニコニコ笑って、駅長さんの顔を見てる


だけど、駅長さんはモニターを見たまま
何も返事をしてくれない





「 …っ かーーーーっ!!
相変わらずじれってえなあオイ!!!

分かったよ!!
こちとら勝手にやっからよ!

ほんじゃな!!
"がり勉シュウタ!" 」





またたく間に炸裂した
マサルさんの"鉄火"

駅長さんにはタンカを
そして床には
首に巻いていた手ぬぐいを
勢いよく投げ付け、出口へと向かう



「 ま、マサルさん!! 」