空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜







誰も歩いていない
商店街を抜けた駅前

お団子屋さん
モチおじさん宅の庭には
濃い桃色をした、キョウチクトウの花





駅前に着くと、掲示板があって
まだボクが書いたアドレスが
そのまま残されてる



… ボクに、出来る事





駅の改札から
駅長室に入ろうとした足を
ホームに向けて、線路に降りた



空を見上げる



ボクは
ロボットには乗れない ――――