冷たいカレシ




無言なまま、屋上に着いた。



「優斗?話って・・・?」


なんで、そんな悲しい顔するの・・?


期待しちゃうじゃん・・・


優斗がまだ、私のことが好きだって・・



「俺は、愛梨が好きだ・・。」


優斗が・・・?私を・・?


嘘だ・・

「嘘だぁ・・」


「嘘じゃない。愛梨だけが好きだ・・。」



私だけ・・?



「私のことが好きだったら・・・

他の女の子と遊んだりしない・・・。

キスだって・・それ以上のことだってしない・・っ

私だけが好きとか、そんなの信じられない・・っ」


信じられないよ・・・っ