「そんなカッコ俺が許すと思った?」 羅未と木陰に移動したあたしに。 とてつもなく低い声。 「え……普通、じゃない?」 「へえ?」 怒ってる、の? 目が据わってる。 「ライト?」 「みくって分かってないよな」 「なにっ」 「男って生き物」 「は……?」 「見ちゃうもんだよ?人のモノでも」