ドサ―


「ギブアップ?」



まさにライトがあたしを押し倒したとき。




「まーむー」




羅未が初めてあたしを呼んだ――



「……」



あたしたちは目を合わせて、羅未の元へ走った。





ライト。


優しくって

穏やかな毎日が

あたしには心地よくて


なんでだか

涙が溢れそうになるの――



幸せすぎて



こわいくらいだよ――




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