「……?」 ノートの最後に走り書きがあった。 ―――!! 俺は慌ててあちこちに目をやる。 キングサイズのベッドの上で、それは輝いていた。 赤いリボンが結ばれて。 「待ってろ、みく」 必ず探し出すから――