「な、何言うてんねんなっ。そそそんなっ……」 「あは。分かりやすいよ?」 「みくチャンっ!!」 「もう。素直じゃないなあ。ねえ、羅未~?」 ポカンとした顔の羅未が、あたしとミコトさんを見つめた。 その瞳は 透き通るほど青い―― 「羅未ちゃん、ライトによう似てるなあ」 「…うん。ほんと」 「クオーターになるんか。美人になるやろなあ~きっと」 「当たり前だよ?」 「なんやと~」