シャワーの音を聞きながら犬飼の頭の中はピンク色で一杯です。
(ああ~~~!これがラブホで彼女を待つ男の気持ちかッ!)
などと思春期の男子ような事を考えている内にシャワーの音が止みます。
どうやら露天風呂に入るようです。
が、
バターンーーー
人が倒れる音が聞こえます。
「ッ!?ひかり!」
慌てて露天風呂の薄~いドアを開けます。
見渡すと湯煙の中に桃井さんが倒れています。
「光!大丈夫か?・・・うッ!?」
近付くと桃井さんが当たり前ですが、裸で倒れています。
犬飼は、
(え、これはいいのか?でも倒れているし、助けない事には・・・)
大奮闘していました。
桃井さんの裸を見ないようにして桃井さんを持ち上げます。
(お、おお!!ひ、光の生肌がぁぁぁああああ)
ただの変態です。
確かに今の桃井さんはピンク色の肌は紅くて水で湿っていてとても魅力的です。
しかし相手は気を失っています。
ここでヤったら強姦です。
あ、意味を知りたい人は自宅のウェブページか又は両親に聞いて下さい。
但し私ピーナッツバターは一切の責任は取りませんので御了承下さい。
話がそれました・・・
犬飼は桃井さんを畳の上に優しく置きバスタオルを被せます。
やっと犬飼は桃井さんを見ることが出来ます。
「ぶー」←鼻血が噴射される音
はい、無理だったようです。
「ハァ・・・ハァ」
ハンカチで鼻を押さえながらハァハァ言ってます。
ハッキリ言ってキモいです。


