「・・・・・・」
「きゃ!」
その男子は林檎ちゃんをお姫様抱っこしました。
(え、え?お姫様抱っこ!・・・ど、どうしよう。初めてのお姫様抱っこが知らない男の子なんて!ってそんなじゃなくて・・・)
林檎ちゃんは初めてのお姫様抱っこに動揺しているようです。
まぁ、そうでしょうね・・・
その男子は林檎ちゃんを自分の胸に押し付けて歩き出しました。
林檎ちゃんはもう一杯一杯で顔ってか全身ですね。もう真っ赤です。赤林檎みたいに真っ赤です。
ああ~~~~!可愛いですね!本当に!
「顔、見せたくないんだろ?」
「!」
初めて男の子がしゃべりました。
でも林檎ちゃんは口をパクパクしていますが、言葉になっていません。
それに男の子の胸に押し付けられているので口を開ける度に自分の匂いとは違う匂いが入って来てもう林檎ちゃんは初めての男の匂いに戸惑っています。
「・・・・・・」
男の子は近くの公園に入ったようです。
水道の近くに林檎ちゃんの足を気を使いながら降ろしました。
男の子はスポーツタオルを水に付け林檎ちゃんの傷口に優しく拭きました。
「っ!」
「痛いか?」
「(コクコク)」
「ごめんな。もう、少しだからな?」
「(コクコク)」
傷口の汚れを優しく拭き取ったら自分の鞄から絆創膏を取り出して林檎ちゃんの傷口に貼りました。
「これでよし。」
「・・・・・・あ」
男の子はそれだけするとクルっと向きを変えて歩き初めます。
「!?」
林檎ちゃんは男の子のズボンの裾を握ります。
「あ、ありがとぅ」
「・・・・・・」
男の子は無言で林檎ちゃんを撫でます。
「っ/////わ、わわ!」
男の子は今度こそ無言で立ち去ります。
林檎ちゃんはと言うと・・・
「(ぷしゅー)」
ショートしていました・・・


