「黙れ…このKY共」

さっきのトーンより低い声

一瞬空気が凍り

周りのスタッフの人達も手を止めて、

こっちを見てる。

こういう女は、初めてだな。

まぁ、こういうタイプはホストクラブに来ないか。

凍りついた空気

「みなさん。
お疲れ様です。今日はありがとうございました。」

「華か、お疲れ…この子たち知り合い?」

助け舟のように空気をよんで、周りに挨拶をした夢華


我に返ったスタッフの人たちは仕事をまた再開し

一人の人が夢華に話しかけた。