「※b☆@山(゜皿゜)山//♯♪~!!」

もはや聞き取ることができない声(のようなもの)

を上げる修輔。

──自業自得だ。

先を歩く彼の隣りに並ぶと、ちらりと後ろを見て

「・・・・あいつ、大丈夫か?」

と聞いてきた。

「オーバーなだけだから気にすることないって」

実際誰も反応してくれないと分ると、ケロリとした顔で後についてくる。

こういうとき、打たれ強い奴だとつくづく思う。