次の日の朝、目覚めが悪かった。先生の何気ない言葉が耳から離れなくて眠れなかった。考えすぎだってわかってる…。だけど心の中がずっとモヤモヤしたまま。とにかく普通に先生と話をして忘れよう。
「美空(みく)!早く学校に行きなさい」1階でお母さんが怒ってる。「わかってる」私は軽く返事をして家を出た。私はお母さんと二人で小5まで一緒に暮らしていた。お父さんは昔事故で死んでしまって、お母さんは死に別れでお父さんと離れた。でも今は別にお父さんが居る。中2の時にお母さんは愛人がいるから結婚したいと言ってきて結婚した。苗字も中川から飯田に変わった。出席番号はいつも真中辺りで満足していたけど、飯田に変わったから一気に前の方になった。でも、今のお父さんはすごくいい人。お母さんの事を愛していて…とにかく家族思い。私が受験で悩んでた時も相談にのってくれた。大好きだしこれが家族なんだって思った。そんな事を思いながら学校についた。教室はにぎやかでいつもと変わった様子はない。「み~く!おはよう」「っあ 美香。おはよぉ」宮本美香。私の親友。美香は黒髪のストレートで胸の下くらいまで伸びている。ごくごく普通の女の子。美香とは高校に入ってから友達になった。すごく明るくて気がとても合うから自然に親友になっていた。「昨日も小野田先生の所行ってたの?」美香は少し呆れ気味だった。「うん。そうだよ」「はぁ~。いつだったら一緒も帰れるの?」いつも私は先生に夢中で帰る約束なんてしたことがなかったな。「いつもごめん」私は申し訳なさそうに下を向いた。「今日は?」今日は…。今日も先生の所に行きたい。でも昨日の事もあるし…。「うん!今日は一緒も帰ろう。帰りにカラオケ行こうよ」カラオケなんかもここ最近行ってない。「やったぁ~!いいねいいね!カラオケ行きたい」美香は嬉しそうにはしゃいだ。放課後は友達とすごすのが当たり前なんだろぅな。一緒にすごすだけでこんなにも喜んでくれる友達がいるんだから大切にしないと。
キーンコーンカーンコーン♪
授業は普通に始まり普通に終わる。あっという間に4時間目。「っあ次は音楽だ!美香、移動だよ」自然と高鳴る鼓動。「え~。もぅ行くの?トイレ行ってから行かない?」
「美空(みく)!早く学校に行きなさい」1階でお母さんが怒ってる。「わかってる」私は軽く返事をして家を出た。私はお母さんと二人で小5まで一緒に暮らしていた。お父さんは昔事故で死んでしまって、お母さんは死に別れでお父さんと離れた。でも今は別にお父さんが居る。中2の時にお母さんは愛人がいるから結婚したいと言ってきて結婚した。苗字も中川から飯田に変わった。出席番号はいつも真中辺りで満足していたけど、飯田に変わったから一気に前の方になった。でも、今のお父さんはすごくいい人。お母さんの事を愛していて…とにかく家族思い。私が受験で悩んでた時も相談にのってくれた。大好きだしこれが家族なんだって思った。そんな事を思いながら学校についた。教室はにぎやかでいつもと変わった様子はない。「み~く!おはよう」「っあ 美香。おはよぉ」宮本美香。私の親友。美香は黒髪のストレートで胸の下くらいまで伸びている。ごくごく普通の女の子。美香とは高校に入ってから友達になった。すごく明るくて気がとても合うから自然に親友になっていた。「昨日も小野田先生の所行ってたの?」美香は少し呆れ気味だった。「うん。そうだよ」「はぁ~。いつだったら一緒も帰れるの?」いつも私は先生に夢中で帰る約束なんてしたことがなかったな。「いつもごめん」私は申し訳なさそうに下を向いた。「今日は?」今日は…。今日も先生の所に行きたい。でも昨日の事もあるし…。「うん!今日は一緒も帰ろう。帰りにカラオケ行こうよ」カラオケなんかもここ最近行ってない。「やったぁ~!いいねいいね!カラオケ行きたい」美香は嬉しそうにはしゃいだ。放課後は友達とすごすのが当たり前なんだろぅな。一緒にすごすだけでこんなにも喜んでくれる友達がいるんだから大切にしないと。
キーンコーンカーンコーン♪
授業は普通に始まり普通に終わる。あっという間に4時間目。「っあ次は音楽だ!美香、移動だよ」自然と高鳴る鼓動。「え~。もぅ行くの?トイレ行ってから行かない?」

