BE MY ANGEL

男は恐怖のあまり腰が抜けてしまった。


「あ・・・あ・・・あ・・・あ」


返り血を浴びた美姫がゆっくりと男に近付いた。


「お金なら返しますからぁ。助けて下さい~。どうか~、命だけはぁ~」


さっきまでの勢いはどこへやら、完全に形成逆転し男は震え上がっていた。


その様子をタイリンは冷静に見守っていた。


「やめて~、やめてえええ」


嫌がる男を美姫はバックブリーカー(背骨折り)の形で楽々と持ち上げた。


喉と両足首を掴んだ美姫は徐々に力を加えていく。


「いやああああ~、ああああ~」


ボキボキと音を立てて、体中の骨が折られていく。