「・・・・用がないなら、

帰っても良いだろうか。

昼を食べる時間が無くなる」

そう言いながら彼女は、

扉の方へを体を向けかける。


──て、ちょっ、早いな!

「ま、待って下さい!

俺、あなたが好きなんです。

付き合って下さい!!」

てんぱったあまりいきなり告白。

今まで練り上げてきた計画なんて

あったもんじゃない。

それにしたってこれは・・・・直球すぎる。