「だがそうか、手紙か・・・・」 ファーストコンタクトの苦い思い出が フラッシュバックしてブルーになっている 俺を当たり前のように無視しながら、 碧葉が1人頷いた。 「確かに手紙だったら、 伝えやすいか。 随分遅くなったが・・・・」 ふと目が合う。 「・・・・謝って、今更だが、 許されるだろうか」 少しだけ怯えた様な表情を浮かべた碧葉に、 思わず苦笑いした。 だって、許すも何も。