「はぁー」

屋上から帰還した俺は、

席に着くと同時に力尽きた。

思わず机に突っ伏す。

「どうしたんだよ。告白、

上手くいかなかったのか?」

心配するような声の中に、

若干からかう色が混じっているのを感じて、

俺は机から顔を上げると、

そのまま睨み付けた。

「ンな事聞いて楽しいのか?シュウ」