~side 歌恋~


っはぁ…はぁ…はぁっ…

なんなのよっ…

駄目駄目っ!あたしなんかが釣り合うわけないよっ!

それから30分くらいたってから、教室に戻った

「あら 歌恋さん初日からサボリかしら?早く席につきなさい」

ぅぅ…先生怖いよぉ…

もちろん 帝の顔なんて見れない

はぁ…

溜め息をつきながら席に座った

あっ…嫌な席…

よりにもよって 帝の近くの席だし…

「歌恋♪」

この声…

「千夏っ…」

千夏が隣の席でよかったぁ

「ちょっと あんた何処行ってたの!?」

「屋上…」

「詳しくは、あたしの家でねっ☆」

「ぁーぃ」

約10分くらい経ったら、チャイムがなった

先生の自己紹介とかどうでもよかった…

あたしの 頭の中は 帝のコトでいっぱいだったから