君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~



悠緋、聞いたら驚くだろなぁ…─


ん?


なんか瞬夜、私といる時、ありのままの瞬夜じゃない?


悠緋といる時と違う。


まぁちょっと嬉しい。



「ねぇ」

『ん?』



よし、顔が近くなった。


今だ!


私は瞬夜のおでこにおもいっきりデコぴんした。



『痛っ』

「ふふ、さっきの仕返し~」



意地悪そうに笑って見せた。