君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~



悠緋の隣について歩く。


別にこいつ居なくても家わかるけど。


でも近くってか、家が隣同士だから、別にいいか。


そう思いながらもう、10年になる。


小さな頃からず~と一緒だし。



『なぁ、あの事覚えるか?』

「あの事?」



そんなのあったっけ。


全く出てこない。