君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~



─瞬夜side─


霈祢との電話を終えて、俺は悠緋を見た。


ニヤついてる悠緋…─


こいつ、もしかして?



『霈祢の事好きなんだな?』



すると顔を赤く染めた悠緋。


やっぱりな。


見てたらわかるし。



『んなわけないだろ?』

『顔赤いし』



悠緋は慌てて鏡で顔をみた。


霈祢とお似合いだよな。


つか両思いじゃね?