君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~



目の前には綺麗な夕焼け空が…──


オレンジ色に広がり、キラキラ輝いている。



「きれ~」

『これが俺からのプレゼント』



悠緋は優しく微笑んだ。


良いところあるじゃん。


ちょっと見なおした。



「ん?プレゼント?」



さっきプレゼントって言わなかった?



『お前バカ?』

「へ?」

『今日、誕生日だろ?』