そういって渡されたのは1枚の写真だった。 そこに移っていたのは、瞬夜と楓さんが移っていた。 「本当…なんだ」 『あぁ。もう気にしねぇけど』 涙を拭い、空を見上げた瞬夜── 風がサーっと吹き、瞬夜の髪がさらさらとなびいた。 強いんだね。 やっぱり男子は違うなぁ。 いつか聞けるかな... お姉さんの事。