君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~



すると瞬夜は笑った。


なんで??



『これ霈祢が作っただろ?』


「なんでわかるの?」



お母さんと同じように作ったはずなのに…


んーー…


なにか間違えたかな?



『こしょう振り過ぎ』


「えっ!?」


『自分で食ってみろよ』



瞬夜は半分に切った片方のサンドイッチを私の口に入れた。