君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~



この長く冷たい廊下を1人歩いて行く。


今はちょうど部活時間。


悠緋は部活サボり。


美稀は学級委員の仕事。



「あいつ寒いから部活サボるって有り得ないし」



居ない悠緋に向かって愚痴った。


今頃顔真っ赤にして話してるんだろなぁ。


美稀の事好きだしね♪


私は屋上へ続く階段を上りゆっくりドアを開けた。