「…あんたも店長なら客に絡む店員止めろよ」 「いや、いっちゃんが困ってるのを見るのはなかなか楽しくてね」 「ケッ、悪趣味が。 もうこんな店来ねからな」 一成さんはコーヒーをすすった 「…あの」 「あ"?」 「映画は?」 「…わぁったよ。 行くよ。行くから」 「あ…ありがとうございます」 私は勢い良く頭を下げた