俺は吉隆
23才。

俺はある事情で、
ひきこもりの友達…
彰夫の家に通っている…

そして、今日も…

吉隆「なんだ、コレっ!?」

彰夫「勝手に触るなっ!!…ぐへへへ、下手に触ると呪われるぞ?」

吉隆「なにが呪いだ?!馬鹿馬鹿しい」

彰夫「愚かだな。お前わ」

吉隆「はあっ!?怒」

彰夫「呪いは、万能なんだぞ!誰かを苦しめることはモチロン‼死者の魂を蘇させる事や、誰かの身体をのっとることだって可能なんだ。黒笑」

吉隆「そんなことできるか、ばーか。」

彰夫「無知な人間には何を言っても理解できまい」

吉隆「くっ、お前なあ…お、オカルトだかなんだか知らないけど、そんなもんにハマってなんになるんだよ?!幽霊や呪いがお前を助けてくれるのかよ?!大体幽霊なんて、居るワケないだろ。」

彰夫「じゃあ…もし俺が死んだら、化けて出てやるよ~イッヒヒヒヒヒ…」

吉隆「はあ…そんなこと言ってると、お前ほんとうに友達無くすぞ?」

彰夫「そんなもの必要ない」

吉隆「…ッ、じゃあ俺が居なくなってもいいんだな?」