「 今度、一緒に
      遊園地行かないか? 」




     そう言い出したのは、
     あきの親友、
     成瀬 憐だった。


     それに対して、
     皆うんうん、と
     頷き、




    「 いいじゃん 」

    「 憐にしては
      いいこと言うね 」

    「 賛成賛成 」




     すぐに賛成。


     すると、連は
     机からノートを
     取り出し、ページ
     を開く。


     紺色の筆箱からは
     黒のボールペンを
     取り出し、綺麗な字で
     文字を書いていく。




    「 メンバーは… 」




     ぐるっと全体を
     見渡すと、
     すらすらと、
     迷いなく名前を
     書いていく。


     [ メンバー


       ・成瀬 憐
       ・中島 爽斗
       ・平山 悠斗
       ・咲原 愛理
       ・花澤 桃
       ・香坂 理紗 ]




    「 皆行けるよな? 」





     憐はあたし達に
     そういうと、
     皆は頷き、




    「 いえっさー 」

    「 大丈夫だよ 」

    「 ぐっじょぶ! 」

    「 OKでーす 」

    「 うん、平気! 」




     OKサインを出す。


     すると、憐は
     にっこり笑って




    「 よかった 」




     と呟いた。