第2ボタンを外すとき

今にわかった。どれだけアタシは、バカなろくでもない男と付き合っていたんだろう。


どんどんアタシは、いっちゃんにハマっていった。

「いっちゃん…。これからもよろしくね。大好き…!」


ギュッと抱きしめられた。この時のこの時間を、ずっと感じていたいと思った。