雨のち晴れ

いつかなんて、そんな曖昧な言葉で振り回されたくない…

「柚梨乃〜早く〜」

あかりはもう階段を上がって待っている

「はーい!」

勢いよく階段を上がったその目線の先には…

「ぇ…」

1ヶ月前ここで会った男の人だった

「え!?柚梨乃!?」