みなみside


~学校で~

『キャーちょーカッコイイじゃん!』
『ヤッベーちょー可愛い』

私達が車から降りるといつもの黄色の声。
朝からよくこんなに元気いいなって思う。
私達5人は毎年桜上コンテストに選ばれてるから学園中にファンがいる。
私達は5人で一緒に車に乗って学校に来ている。

楓「朝からよくもこんなことできるわ!」

みなみ「そんなこと言わないの!聞こえてたらヤバいし」
私も思ってたケド私は楓みたいなクールビューティーじゃないからそんなことい
えない。

慎也「みんなサンキュー。でもみんな迷惑してるし辞めてくんない?」

『キャーカッコイイ』

慎也「こんなこと言ってカッコイイとかマジ意味わかんねぇー」と、慎也は耳打
ちした。
慎也ったらみんなの前にでるとマジ性格が変わる。

海斗「ねーちゃん!今日一緒にご飯食べれそうだから」

みなみ「了解」

律「今日屋上行きたい~」

慎也「やだ!階段めんどー」

一応みんなの前で話てるから慎也は俺様。

律「そこをなんとか。お願い慎也サマ」

楓「てか、なんで屋上が言いわけ?」

律「今日は秘密会議するからさ!屋上だと5人だけになれるからさ」

慎也「まーいいよ!」

律「やったーありがと慎也サマ!」

慎也「その呼び方辞めろよ!」

律「はーーい。し・ん・や・サ・マ」

慎也「辞めろー!」

律「キャー助けてぇー」

楓「本当バッカみたい!」

みなみ「確かに…(飽)」

そうこういつもの会話をしていたら授業が始まった。

『キーンコーンカーンコーン』
慎也「うわっ、だりぃ~」

先生「はーい授業始めるぞー」
授業が始まった。
私は最近ずっと考えている。
楓がずっと様子が変。
生まれたときからほぼ毎日を一緒に過ごしてきたからそんなことはわかる。

授業中いつもなら真剣に授業をうけている楓なのに、なんか最近は授業中ぼーっ
としている楓しか見ないような気がする。

でも、みなみになんかあった?って聞いてもなんにもないよ!と、笑いでスルーさ
れてしまう。
それでもちょー気になってしまう。幼なじみだから心配で心配で…