一昼休み 「んじゃ、行ってくる…」 「はーい、行ってらっしゃい!」 綾香は、満面の笑みで手を降った。 …綾香、絶対楽しんでるな。 裏庭に行くと、もうすでに瀬良くんが来ていた。 うわあ、本物…。 瀬良くんは隣のクラスだから、あんまり会うことはない。 「…あの………」 そう声をかけると、瀬良くんはゆっくりと振り向いた。 「…ああ、手紙…読んだ?」 「は、はい」 うわ、あたし、動揺しすぎ…!