春休みに友達が死にました。


正確にいうと殺されました。


実際に現場で見てしまいました。

いつもと違う、変わり果てた姿でした。

その子は、とても大切な友達でした。


だから私は、


大切な友達を殺した犯人が…



--憎かった。



私は、


友達をあんな姿にした、

その犯人を絶対に見つけだし

殺してやる。何年だろうと

何十年かかかろうと
  
必ず、絶対に


と、毎日狂い泣き叫びました。


その時にも常に私の隣に居て、

涙を拭ってくれていたのは、

ほかでもない、





あの人でした。