「じゃあ…、冷凍しとくね♪」 「えっ?」 雪乃の言葉に俺はズッコける。 「何だよ。食わねーの?」 「え? だってほらー。ダイエット中だし?」 雪乃は笑顔でそう言って立ち上がり、冷蔵庫のほうへと向かう。 「この企画終わったら味わって食べるから」 「いいじゃん、一緒に食おうよ」 「口移しなら食べてもいいよ?」 「…(ピキッ)」 ホントにこいつは…。 「1個くらい大丈夫だって」