「そろそろ本気でアイツのダイット、邪魔せねば!」

「ドラマでキスなんか慣れっ子の亮介がそこまで照れるなんてね」

「照れてるんじゃなくて嫌がってるの」

「それって意識してるってことじゃない? 亮介、まさか雪乃さんのこ…」


バシッ

俺は優の頭を思いっきり叩いた。


「いって! 冗談なのに~」




…そんなはずないじゃん。

冗談にもならない冗談だ!!