「あ、でも1コだけ忠告しとく」 急に真剣な眼差しで俺を見る笠井さん。 「この間みたいなのは止めてよね」 「この間?」 「成田での一件よ!」 「あ…」 「普通アイドルが公衆の面前でチューする!?」 「…」 「まあ騒ぎにならなかったから良かったけどね」 「すみません…」 「好きになったもんは仕方ないけど、ちゃんと自覚を持ちなさいね」 「…」 「亮介はアイドルなんだから」 「分かってますよ」 「分かったら行っても良し!」 「え? 打ち合わせの続きは?」