・ ・ ・ 「よっしゃ、到着!!」 出発時刻が迫る中、どうにか空港のロビーに到着した俺。 そしてすぐに見つけた。 雪乃とウチの番組のスタッフたちを。 目立ちすぎるその集団に苦笑した後、俺はスーッと呼吸を整える。 「雪乃!」