この先ずっとこんな想いをしなきゃならないのかな? 早く雪乃の事を忘れたい。 だから やっぱり俺はもう雪乃とは…。 「あー、亮介だぁ♪」 「雪乃っ!?」 廊下の端から手を振りながら歩いてくる雪乃。 " 会わない " って決めたそばから現れるなんて。 でも お互いこの業界にいる限り、こういうのは避けられない。