敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】

「仕方ねーヤツだな。

自分の上司を遅刻させる
つもりかよ」



「んなわけないでしょっ。

な、なんなのよっ、いったい!?」



あたしはきっと真っ赤で
あろう顔を柊弥に向けて、
思い切り怒鳴った。



すると柊弥は、ロコツに
うるさそうに顔をしかめて、



「朝からわめくな。
近所迷惑だろ」



「だ、だってアンタがっ」



寝起きであたしを襲おうと
してたから、こんなんじゃ
遅刻するって、必死で
止めようとしてたのは
あたしなのに。


_