「ぇ、これ?」 「うん、それ。」 また ふにゃ、と微笑んだ。 「ダメ?」 上目使いで小首を傾げながら言う。 「(か、可愛すぎる。)」 どうぞ、と“それ”を差し出す。 「飲みかけでよければ…」 「ありがとー。」 キラキラと目を輝かせながら “それ”を飲む。 「おいしー」 「おい!あず、何やってんだ。」 「あ、げんちゃん。」 現れたのは少し厳つめの先輩。 この二人、友達? タイプが全然ちがうな…。 「お前、何やってんだよ。」 口調もあの先輩と違って荒々しい。