「一日だけ、珠妃ちゃん貸してください。」


琉くんは目を見開く。


「お前まだそんな…。」


「でも、琉くんと珠妃ちゃんが今一緒にいるのって、俺のおかげじゃん?」


それくらいいいよね、と琉くんを挑発する。