年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・

政文は立ち止まり、
くるっと振り返った。


なんで振り返る!!


「あっ、麗奈さん!!」


政文はそう挨拶しながら
私に近寄って来る。


「フンッ。」


しかし、私は知らん顔して
その横を通り過ぎた。


「ちょ、ちょっと麗奈さん!!
待ってくださいよぉ!!」


足早に歩く私の後を
政文は小走りで追いかけて来る。