すると、次原愛美がこっちを見て、
軽く会釈をして来た。


えっ!?


「ああ・・・」


当然の次原の行動に
私も慌てて会釈した。



なかなか礼儀正しくて、
感じの良い子じゃない・・・



と、私がそう思った矢先、
次原は政文の背中に抱きついた。