「ほんま美味いからなぁ~」


「そうなんですかぁ~?」



ああ~三田牛・・・

やっと食べれるぅ~・・・

幸せぇ~・・・


私は背中に羽が生えて、
飛んでいきそうなくらい幸せだぁ~。



「まぁ、楽しみにしとけ!!」


阿部部長はそう言って、
大きな手で私の頭を
ポンポンとやさしく撫でた。


部長・・・


私は頬がポッと赤くなった。