年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・

「みかんなんか食べたら、
このネイルも台無しやろ?
爪の間にみかんの皮が入るやろ?
アホかおまえは?
そんなことも気付かんのか!!」


「す、すいません!!(焦)」


いきなりの私の大声にびっくりして
焦りふためく政文。



「それに、あんたみたいな
新入社員のペーペーなんかと
私が食事行くわけないでしょ?

私を満足させられるだけの
高級レストランに誘えるの?」


「いや・・・それは・・・」


「たくぅ~・・・
私とあなたじゃつり合わない。
相手見て誘いなさい!!」


「はい・・・
すいませんでした・・・」


私が呆れたようにそう言うと
政文は俯いたまま小さく返事した。



そうやって私は政文を怒鳴って
突き放したんだ。



◇◇◇◇◇