年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・

「なんだね? 今、
大切な話をしてるとこだろ?
それとも・・・
この企画より大切な話か?」


部長はめんどくさそうに
私を睨みつけた。



「私、東條麗奈は、
本日付で退職させて頂きます。」


「はっ!?」


「えっ!?」


晴美は目を見開き驚いた。


そしてまわりも突然の麗奈の発言に
驚きを隠せない。



「東條くん、何を言い出すんだ?」


「急なことですいません。
でももうこれ以上、
阿部部長の下では働けません。」


私は、はっきりとそう言った。