鈴蘭ヤンキー



「いらっしゃっい!!…っておまえらか」


黒一に入るとそこには逞がエプロン姿でいた


『…なにしてんだ、お前?』


「見ればわかんだろ!働いてんだよ」


あのいつも学校で暴れている奴がバイトをしている
お前ん家ってそんなに貧乏だったのか?


『お前も大変だな…なんかあったらなんでも俺に言えよ…』


「おぉ…言っておくが、俺ん家ビンボーじゃねえからな」



なんで俺が思ったことがわかんだコイツ!?
まさかエスパー!?


「エスパーでもない…つか、隼人は?」


「学校にいるよ〜」


「一緒に来なかったのかよ…ったく、何してんだあいつ!!」


「「隼人は今伸びてるよ」」


「は?なんで?」


学校で起きたことを逞に教えた