『ん〜、届かない…イスイス、あっあった』


なんでこんな高いところに本置いてあんだよ


背が小さい人には取りずらいだろうが得に健とか健とか…


ちなみに俺が159だから健は157だな
ま、可愛いからいいんだけど…


用件が終わった俺は、帰ろうとしたとき部屋の奥に寝ている隼人をみつけた


『…可愛い』


寝顔やばい
いつも威圧感出してるから怖く見えるけど、こうしてるとただの男の子だ


《〜♪〜♪〜♪…》


やべっ!
起きちゃう!!

もぉ〜、こんな時に電話してくんの誰だし


『…はい』


《圭吾〜!!大丈夫か!?生きてるか!?襲われてないか!?》


結城メ…
大声で話すな!!
耳がいてぇ〜


『大丈夫だ、ってか襲われる訳…《グイっ》


えっ!?


「ん〜」


『ちょっ、は、隼人!?』


「ギュ〜」


お、おい…ちょっと待て
なんで隼人が俺に覆いかぶさってんだ


…チュッ


い、今…なんか温かいものが唇に…


「もっかい…」


うっすらと目を開けて隼人の顔が近づいてきた